明眸皓歯(めいぼうこうし)

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こんにちは、Beaute歯科医の河野慈元です。

美人を表す四字熟語に「明眸皓歯(めいぼうこうし)」という言葉があります。

明眸皓歯

明るく澄んだ美しいひとみと、白くきれいな歯。転じて、美人をたとえていう。「眸」は、ひとみの意味で、「皓」は、白のこと。
 目は口ほどに物を言うという言葉もありますが、目と口まわり、特に歯は、
 美人を表す言葉として昔から言われていた事がわかりますね。
  この明眸皓歯という言葉は、中国四代美人の一人、楊貴妃のことを指して
 日本にも美人を表す言葉として伝わってきました。
   「明眸皓齒今何在」ーーー明眸皓齒今何(いず)くにか在る
明るいひとみと 真っ白な歯をした あの美女は 今どこにいるのだろう
  唐の詩人杜甫が非業の死を遂げた楊貴妃を偲んで、
 作った詩の中に出てくる言葉です。
  楊貴妃は、玄宗皇帝の妃として、琵琶や打楽器の演奏や舞踊などにも長け、
 よく気が利くというエピソードがある才女であったそうです。
 8世紀の日本で言うと、奈良時代ぐらいの方ですね。
  楊貴妃は玄宗皇帝を政治から離れさせ、唐の国を大きく衰退させる
 安禄山の乱を誘発し、国を傾けたとして兵の不満を抑えるため、
 殺されてしまいます。
  親戚が国の政治を専横したりしたものの、本人は他の妃にひどい事をしたとの
 記述もなく、玄宗皇帝と拗ねてちょいちょい喧嘩しては
 仲良くなったみたいな記述が残っている位で、褒姒や妲己という古代に美貌で
 王を惑わして悪い事させたみたいな美女と比べるのは
 かわいそうな感じがします。
 ということで、明眸皓歯という言葉は楊貴妃からきているそうなのですが、
 それより昔、三国志で有名な曹操の息子、詩聖と言われる魏の曹植が
 「洛神賦」(らくしんのふ)に、
 「丹き唇は外に朗かに、皓き歯は内に鮮やかなり。明眸善くかえりみて、えくぼの権(つら)に承(う)けたり」
 赤い唇は外に輝き、白い歯は内にあざやかに、澄み切った目はよく動き、えくぼは頬に愛らしいと詠っていて、こういう表現はもともとあったみたいです。
 ということで、白くてきれいな歯は2000年近くも前から美しい人を称える
 言葉として使われていたというお話でした。
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リスク・副作用:
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