ホームホワイトニングの歴史と種類

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院長の中井です。今回はホームホワイトニングについてご紹介します。

ホワイトニングの術式としてオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
ホームホワイトニングの歴史は意外と新しいものです。

1960年代に米国の矯正医が歯肉炎(歯茎腫れ)を治すために実施したところ、歯が白く綺麗になったというのが始まりまです。この時に使用した薬剤が過酸化尿素をいう試薬でした。
 
歯肉の病気の原因菌は、酸素が苦手な菌(偏性嫌気性菌)の種類です。過酸化尿素の中に成分として含まれる過酸化水素(オキシドールも濃度は違いますが同じもの)分解すると、水と酸素になります。その酸素が歯肉炎の原因菌をやっつけるという発想から実施されたということです
ところが、歯肉炎は中々治らずそれより歯が白くなったという結果です。

1989年にジョージア大学のヘイウッド教授が、ナイトガードバイタルトウースホワイトニングを発表しました。
これが今でいうホームホワイトニングです。

その後1990年代に米国では各社色々なホームホワイトニング商品を開発して現在に至っています。特にホワイトニング先進国の米国での最新傾向は、高濃度のジェルを使用してトレー装着時間を短くしてさらに期間も短くするものが流行のようです。そこに電池式のLEDライトを口でくわえてするというスタイルが最新のようです。また使用するのそれぞれの濃度が変化してきていまえるタイプです。

まず、1990年代初期の頃は過酸化尿素(CP)10%タイプが主流でした。そしてそれをカスタムトレーを作成して自宅で6-7時間/1日装着し4週間ほど続けるというものしかありませんでした。

その後、過酸化尿素(CP)の濃度も15%前後 20%前後 30%前後とかなり高濃度の使用になってきています。また過酸化水素(HP)タイプも販売され待ています、濃度も7.5% 9.5%.15%前後と各社多少は異なるが、15−30分/1日1回あるいは2回で1週間程度で終われるるスピードタイプに変わってきているのが現実です。

ホーム ホワイトニングの種類

1 トレータイプ    

1}クライアントのオリジナルのトレーを作成して自宅で行う
2] 熱可塑性樹脂をお湯につけクライアント自身で作成するトレーで自宅で行う

全てのホワイトニングジェルに対応できる。
基本的には過酸化尿素を中心としたタイプの使用がカスタムトレータイプで、既成のタイプでは過酸化水素タイプもある。

2 ストリップスタイプ バンドエイドのように歯面に貼り付けて自宅で行うタイプ

過酸化水素(HP)タイプで30分/2回/1日で10日間程度使用するタイプが中心です。

3 ペイントオンタイプ マニュキュアのように歯面に塗って自宅で行うタイプ

過酸化水素(HP)を筆で歯面塗り数分間放置して使用するタイプですが、どのように使用するかと言えばホワイトニング後のメンテナンスに使用されることが多いようである。

また1のカスタムトレーの作成で使用するジェルの濃度によってデザインが変わるのも知っておいて方がいいと思います。

過酸化尿素タイプ(20%以上)、過酸化水素(HP)タイプ,でははと歯茎の境界線でカットするタイプを使用することをお勧めします。
米国ではやはりより簡単に早くというのが流行のようです。

院長 中井


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治療内容:ホワイトニング:薬剤とLEDライトで、歯をしみにくく白くします。
費用(税込):
ポーデ式ホワイトニング(60分)15,400円
ホームホワイトニング(10日分)31,900円
リスク・副作用:
一時的にしみることがありますが、しみ予防成分により軽減されています。